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セラピスト・カウンセラー志望のあなたへ

私がまだ20代で大学院の学生だった頃、量子物性物理学と呼ばれる学問の分野で研究者になることを目指し、大学の研究 室で日夜、研究に明け暮れていました。

当時、世界最速と謳われていた日本電気(現NEC)社製のスーパーコンピューターをさらに高速化させた、まだ開発段階にある プロトタイプを自由に使用できるチャンスを手に入れて、まだ駆け出しの研究者だった私は新しい発見に期待を膨らませ、毎日 胸をワクワクさせながら大学の研究室に通っていました。

しかし、その後、あれほど大好きだった物理学の道へは進むことなくビジネスマンになった私は、電力会社、投資銀行、経営コ ンサルティングファームと、おおよそ物理学とは関係のない分野を転々としました。

そんな私の過去を知ってか知らずか、私はよく人から、「なぜ、心理セラピスト(心理療法士)になることを選んだのですか?」と たずねられることがあります。

その答えは2つあります。

1つは、心理セラピストは、人々の幸せに貢献できる職業だからです。

私の元へ来られるクライアントの多くは、ありとあらゆる努力を積み重ねた上で、それでもどうしても悩みを解決できずに、やむ にやまれぬ思いでセラピーを求めて来られます。

私は、そうしたクライアントと出会うたびに、「この方が輝いていた頃の自分を取り戻せるように、何とかして力になってあげられ ないだろうか?」という気持ちになります。

はじめは下を向いていたクライアントも、セッションを重ねるにしたがってセラピーの効果が出始めると、次第に元気を取り戻し始めます。そして最後は、「おかげさまで元気になりました。どうもありがとうございました」という言葉を残して、最後は私の元から離れて ゆきます。

心理セラピストをしていて一番うれしい瞬間は、こうして元気になったクライアントの笑顔を見られる瞬間です。「もっと、もっと、できるだけ多くの人たちの幸せな笑顔を見たい」という気持ちが、私が心理セラピストを続ける原動力になって います。

もう1つの理由は、人間の心のしくみは、どれだけ研究を続けてもわからないことだらけで、心理セラピー(心理療法)の分野は 研究対象としても非常にチャレンジングで、とてもやりがいのある仕事だからです。

私は2013年現在で45歳ですが、いまだに若気の至りで自分のできないことやわからないことに挑戦したいという思いが人の 何倍も強く、他の人たちが嫌がって避けたり、無理だとあきらめたくなるような分野にこそ進みたくなるという少し変わった性格 をしています。

私がかつて心理セラピストとして独立したての頃、病院や他のセラピスト、カウンセラーのところでは改善しなかったクライアント の悩みや症状の解決に挑戦しましたが、当時の私の技術レベルでは、なかなか思ったように結果が出ませんでした。

ところが、それでもあきらめずに地道に研究を続けたことで、その後、私の心理セラピーの技術レベルは著しく向上し、独立した 当時と現在とでは隔世の感さえあります。 心理セラピストは、生涯にわたって「学び」と「自己成長」のチャンスを与えられ、しかも人々の幸せに貢献できる、本当に素晴らしい職業です。

もし、私が生まれ変わることがあるならば、再び心理セラピストを目指すでしょう。

しかしながら、私一人の力でできることは本当に限られています。

現在、ともに心理セラピーを学び、世の人々の健康と幸福のために一緒に取り組んでくれる仲間を探しています。

あなたも心理セラピストとして、より良い社会の実現に向けて貢献し、物心共に豊かで満たされた人生を歩みませんか?

あなたの活躍に心から期待しています。

一般社団法人 日本プロセラピスト養成協会
代表理事 棚田克彦

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