
ビリーフとは何か?
- 一流大学を出て一流企業に就職することが成功への近道だ
- 嫌なことでも我慢してするのが仕事だ
- 男は人前で涙を見せてはいけない
- 女は仕事よりも家庭を優先するべきだ
- 子どもは親の言うことに従うべきだ
- 欲しいものを素直に「欲しい」と言ってはいけない
- 人からの頼みを断ってはいけない
- 人前では笑顔でいなければならない
- 人前で決して怒ってはならない
- 人前で緊張してはならない
- 私は全員から認められなければならない
……など。
こうした人が意識的、無意識的に「正しいと信じていること」を、ビリーフ(信念、思い込み、固定観念)と言います。
ビリーフが主張する内容は、当人が体験するさまざまな出来事を主観的に解釈したものであり、事実と一致することもあるし、そうでないこともあります。
なぜなら、ビリーフは「思い込み」に過ぎないからです。
ビリーフはこうして作られる
私たち人間は、自分が信じているビリーフに都合がいいように事実を解釈します。
もしも、ビリーフと事実とが相容れない場合には、事実を歪曲(わいきょく)して解釈します。
たとえば、自分のことを
「私は価値のない人間だ」
と信じている人について考えてみると、
もし、この人がある大きな目標の達成に向けて望ましい結果を出し始めたときに、何が起こるでしょうか?
素直に自分の成功を喜ぶことができるでしょうか?
いいえ、そうはなりません。
自分のことを「私は価値のない人間だ」と信じているので、たとえ良い結果が出始めても、「これは単なる偶然だ」と考えてしまうかもしれません。
他人から「すごいですね」とほめられても、「いや、そんなことはないです」「これは偶然うまく行っただけです」と、成功し始めた自分を自分から否定してしまうといったことが起こります。
こうして、自分の信じている「私は価値のない人間だ」というビリーフに一致する現実を作り出してしまうのです。
重要なビリーフの多くは、私たちが十分な理解力や選択力を持たない子どものときに、親や先生、社会規範、メディア等から身に付けたものです。
では、どのようなときにビリーフが作られやすいのかというと、それは、「強い感情をともなう出来事を経験したとき」です。
「とてもうれしい」「とても楽しい」「とても怖い」「とても悲しい」といったように、強い感情をともなう出来事を経験したとき、人はその経験を通してさまざまな「結論」を導き出します。
そうした「結論」を不変の真理として心の中に深く埋め込んで、無意識化してしまったものがビリーフになるのです。
強い感情をともなう出来事のなかでも、もしポジティブな感情を経験したのであれば「繰り返し経験したい」、もしネガティブな感情であれば「二度と経験したくない」と、あなたの心(無意識)は感じます。
その結果、あなたの心(無意識)は「ポジティブな感情を追求して、ネガティブな感情を回避するために必要な生き方のルール」を導き出します。
それがビリーフの正体です。
「ビリーフのルールに従って人生を正しく生きれば、快楽(ポジティブな感情)が手に入り、苦痛(ネガティブな感情)を回避することができる」、そのようにあなたの心(無意識)は信じているのです。
「もし~でなければ、私は重要ではない」というビリーフ
もしあなたがビリーフから逸脱した行動をしようとすると、「恐れ」や「不安」といったネガティブな感情を感じて、ビリーフが命令する正しい生き方へと引き戻されます。
本講座のテーマである「自己重要感」に関するビリーフは、一般的に、
「もし~でなければ、私は重要ではない」
という形を取ります。
後半部分の「私は重要ではない」というフレーズは、状況に応じて
「私は価値がない」
「私は十分ではない」
「私はダメ」
「私は受け入れてもらえない」
「私は愛されない」
といったように、さまざまに形を変えます。
「私は重要ではない」というメッセージは、その人の人格や人間としての価値を否定するものです。
私たちは、自分の人格や人間としての価値を否定されることに対して非常に大きな恐れを感じます。
ですから、「もし~でなければ、私は重要ではない」というビリーフを心の中に持っていると、些細な失敗や間違いに対しても非常に大きな恐れを感じて、落ち込んでしまったり、緊張してしまったりするのです。
また、「自分という人間には価値がない」と(心のどこかで)思っていると、ビジネス、スポーツ、人間関係、恋愛・結婚などにおいて、夢や目標を実現したり、欲しいものを手に入れたり、大きな決断をするのに困難を極めます。
ビリーフの影響
では、悩みの症状とその原因となる自己重要感のビリーフの組み合わせについて、具体例をいくつか見てみましょう。
悩みの症状 | 原因となるビリーフ | |
---|---|---|
例 (1) | ちょっとうまくいかないことがあると、すぐに「私はダメ」と思ってしまう | 私は常に完璧でなければならない。もし完璧でなければ、私は重要ではない |
例 (2) | 常に人からの評価を気にして、自分を実際以上に良く見せようとしてしまう | 私は人から認められなければならない。もし人から認められなければ、私は重要ではない |
例 (3) | 失敗や間違いが怖くて、やりたいことへの挑戦や大きな決断ができない | 私は常に正しくなければならない。もし失敗(間違い、ミス)をしたら、私は重要ではない |
例 (4) | いつも他人と自分とを比較して、過剰に勝ち負けにこだわってしまう | 私は常に人に勝たなければならない。もし人に負けたら、私は重要ではない |
例 (5) | 人前でのスピーチや、異性との会話など、苦手な場面や状況で緊張してしまう | 私はすべての人たちを常に満足させなければならない。もし相手を満足させることができなければ、私は重要ではない |
例 (6) | 常に人から必要とされていないと不安を感じる | 私は常に人の役に立たなければならない。もし人の役に立てなければ、私は重要ではない |
例 (7) | 自分が欲しいものや自分の意見を、素直に人に言えない | 私の欲求や私の考えは重要ではない |
この世に完璧な人間は存在しません。
誰だって、ときには失敗や間違いを犯したり、相手の期待に応えられなかったりすることは避けようがありません。
そこで、たいていの人は、「できるだけ失敗や間違いをしないように気をつけよう」「相手の期待に応えられるように、前もって準備をしよう」と考えて、現実的な範囲で努力をします。
ところが、「もし~でなければ、私は重要ではない」というビリーフを心の中に持っていると、そうした現実的な思考ができなくなります。
なぜなら、もし失敗や間違いを犯したり、相手を喜ばせることができなかったら、「私は重要ではない」と、自己否定につながってしまうからです。
自己否定をすることは、「私の存在には価値がない」と、自分自身で認めるようなものです。
これは人間にとって大変な恐怖をともないます。
ですから、心の中に「もし~でなければ、私は重要ではない」というビリーフを持っている人は、ちょっとしたことにも心が大きく動揺して、深く落ち込んでしまったり、ひどく緊張してしまったりするのです。
ビリーフは自分で決めたもの
「もし~でなければ、私は重要ではない」というビリーフを心の中に取り込んでしまった理由は、人によってさまざまです。
- 「いい子」にしているときだけ、親が愛情を注いでくれたから
- 兄弟や姉妹、近所の友だちと、いつも比較されたから
- 一人だけみんなと違うことをしたら、クラスで仲間はずれにされたから
- クラスで自分一人だけができなくて、いつもツライ思いをしていたから
- 親に可愛がってもらえなかったから
- 親や学校の先生からほめてもらえなかったから
- 親や学校の先生から「お前はダメだ」と言われていたから
- 親や学校の先生から「絶対に~ねばならない」と強く言い聞かされてたから
- 親や学校の先生からひどい暴力を受ける等、自分の存在を否定されるような扱いを受けたから
しかし、すべての場合に共通しているのは、「ビリーフを心の中に取り込むと決めたのは、すべて自分自身である」という事実です。
あなたが過去に、「もし~でないときは、私は重要ではないと感じることにしよう」と、すべて自分で決めたことなのです。
ビリーフは書きかえられる
子どもはまだ十分な判断力や広い視野を持ち合わせないために、自分が経験したことを誤って解釈してしまうことが多いのも事実です。
ビリーフの多くは、あなたがまだ子どもで、十分な理解力や選択力がない頃に心の中に取り込んだものです。
そのため、子どもの頃に取り込んだビリーフの中には、成長して大人になった現在のあなたの目から見ると時代遅れだったり、大人のあなたには必要のないものだったり、そもそも最初からおかしなものも数多くあります。
たとえば、あなたがすべての人を喜ばせることができなかったり、すべての人から認めてもらえないからといって、あなたの人間としての価値には何の影響もありません。
人はすべて、生まれながらにして重要で、価値ある存在です。
しかし、「もし人を喜ばせられなければ、私は重要ではない」「もし人から認められなければ、私は重要ではない」と信じている人は、たとえ頭ではおかしいとわかっていても、ビリーフの命令に沿った生き方ができないときには、心と身体が自動的に反応して恐怖感や緊張感を感じてしまうのです。
大切なのでもう一度繰り返します。
ビリーフを心の中に取り込むと決めたのは、すべて自分自身です。
自分で取り込んだビリーフですから、自分で古いビリーフを書き換えて、新しいビリーフへと修正することが可能です。
すでに起こってしまった過去の事実を変えることはできません。
しかし、過去の出来事をどのように解釈して、そこからどのようなビリーフを導き出すかは、後からいつでもやり直すことが可能なのです。
一般社団法人 日本プロセラピスト養成協会
代表理事 棚田克彦

講座概要
本講座のテーマは、「自己重要感」です。
「自己重要感」に関するビリーフは、一般的に、「もし~でなければ、私は重要ではない」という形を取ります。
「私は重要ではない」というメッセージは、その人の人格や人間としての価値を否定するものです。
私たちは、自分の人格や人間としての価値を否定されることに対して非常に大きな恐れを感じます。
ですから、「もし~でなければ、私は重要ではない」という自己重要感に関するビリーフを心の中に持っていると、些細な失敗や間違いに対しても非常に大きな恐れを感じて、落ち込んでしまったり、緊張してしやすくなります。
また、「自分という人間には価値がない」と(心のどこかで)思っていると、ビジネス、スポーツ、人間関係、恋愛・結婚などにおいて、夢や目標を実現したり、欲しいものを手に入れたり、大きな決断をするのに困難を極めます。
本講座では、「自信が無い」「劣等感」「落ち込みグセ」等の悩みを克服し、“ありのままの自分”を受け入れて「自己重要感」を高めるためのシンプルで効果的な基本のビリーフチェンジのやり方を、みんなで一緒に楽しく学びます。
ビリーフチェンジを自分一人でやる方法(セルフセラピー)についても学びます。
講座対象者
こんな人におすすめです。
- 自己重要感を高めて自分に自信を持ちたい人
- 劣等感をなくしたい人
- 落ち込みグセを直したい人
- 自分を好きになりたい人
- “ありのままの自分”を受け入れたい人
- “生きづらさ”から解放されたい人
- 人目を気にせず、もっと自分らしく、もっと楽に、もっと自然に生きていきたい人
- 感情のコントロール方法について知りたい人
- ビリーフチェンジを人にやってあげたい人
- ビリーフチェンジを自分一人でやる方法を知りたい人
開催日時 | 2日間の講座です。各回とも同じ内容です。 ※ 第1日目の終了後に懇親会を開催します(参加費5,000円) ※ 当日の質疑応答の状況により、終了時間を1時間程度延長する可能性がございます。予めご了承ください。 |
---|---|
受講料 | 33,000円(税込み)。 |
特典 | 本講座に参加すると、(社)日本プロセラピスト養成協会が提供する各種公開講座の受講料が割引になります。 |
開催場所 | 【東京会場】 東京都内 【大阪会場】 大阪市内 【福岡会場】 福岡市内 ![]() ※ お申し込み後、会場の詳細をご連絡差し上げます。 |
講師 | 一般社団法人日本プロセラピスト養成協会の認定講師・認定心理セラピストが担当します。詳細は各日程のお申し込みページにてご確認ください。 |
主催 | 一般社団法人日本プロセラピスト養成協会 |
お支払い方法 | 銀行振込かクレジットカードのいずれかをご選択いただけます。 お申し込みフォームにてご選択ください。 |
キャンセル規定 | セミナー開催日の21日前まで・・・・・全額返金 セミナー開催日の14日前まで・・・・・半額返金 セミナー開催日13日前以降のキャンセルはご返金できかねますので予めご了承下さい。 |
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